千本鳥居といえば京都の伏見稲荷大社が有名ですが、実は青森県のつがる市にもあるんです(^^)/
旧車力村にある高山稲荷神社
創建は定かではないけれど、鎌倉時代から室町時代にかけてこの辺りを治めていた豪族『安東(藤)氏』によるものと伝わっています。
稲荷神社になったのは江戸期からで、忠臣蔵でお馴染みの、お家取り潰しになった浅野家の居城であった赤穂城に祀られていたお稲荷様を「寺坂三五郎」という赤穂藩士がこの地まで落ち延び祀ったのが始まりとされています。
こんなところで忠臣蔵(‘◇’)ゞ東北は源義経とか落ち延び系の話が多いけど、これは初耳。
ここ高山稲荷神社には母がどうしても来たいと言ってたので、最初は親孝行のつもりで計画したんですが、情報を集めている内にある方々の終の棲家と知り私の興味が爆発!正直私の中では千本鳥居よりそっちがメインに( ;∀;)
気分GO!GO!で出発したものの、めっちゃ豪雨(´・ω・`)降水確率20%なのに・・・
母は連休関係なしの仕事をしているので晴れることを祈りながらドライブ。晴れていたらきっと山桜が見頃だったのに・・・と山と田園を車で走ること1時間。
巨大な鳥居がお出迎え(‘◇’)ゞ運転中だから写真はとれなかったんですが、駐車場を降りてまたまたびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!なんでこんな所にこんな規模の神社が⁉とただただ驚くばかり。
雨は止んだけれど暴風の中参拝へ、ちょっと前は観光客はおろか県民もほとんど知らない場所だったのに、駐車場は北は室蘭、南は堺と日本各地から来た車でにぎわっていました。
情報化社会ですね~(*’ω’*)
立派な宿坊と社務所を抜けて100段程の階段を登ると県内外からいらっしゃった稲荷様がたくさんいらっしゃいます。
まだ一つ一つの村だった100年位前の稲荷様でしょうか?
本当はゆっくりすべての祠をお参りしたかったんですが、肺が弱い母を連れているので
いざ、千本鳥居!
低めの鳥居が200本ほど連なっています(千本じゃないのね・・・)
晴れていたらさぞ奇麗だったと思いますが、曇り空の中朱色が映えて幻想的でした。(興味の対象が違うのであっさり)
さて、私の一番の目的とは
お役目を終えて静かに過ごす元稲荷様です。
魂を抜いているので拝むものではないらしいのですが、長い間お疲れさまでしたと静かに手を合わせます。
ここにいらっしゃるおいなりさんはthe稲荷様って感じじゃないのがいいです。ほっこりしたお顔のおいなりさんに癒されます。
それこそお休みになってるおいなりさんが千体位あるはずなんですが、おいなりさんの途中で立ち入り禁止の看板が(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)小さいものや風化が進んだものも見たかったのに(涙)
ここには元稲荷様と一緒に祠も安置されていたはずで、それも見たかったんですが処分されたんでしょうか?歴史的価値があるのにもったいないです。
多少無念ではありますが、とても良かったです。お役目を終えてなお、力をくれてありがとう。
写真を撮り忘れましたが、元お猫様?も居ました(^^)
あのこはどう見てもキツネじゃなく猫だった(*’ω’*)
お越しの際はお猫様も探してみてくださいね(^^)/
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